今年ももう年末が近くなってきました。
そんな頃にヴァナで催されることのひとつが、各国ごとのクリスマスデコレーション。ヴァナの民としては、これを見ると「あぁ年末だなぁ」という気持ちになります。
西欧風のサンドリアには、華やかなクリスマスの飾り付けがとてもよく似合っていますね。近くで見ても遠くから見ても良し。正直、三国中ではいちばん力が入っているように思えます。
バスのデコレーションは、鉱山国であることを意識しているのか、樹木を利用している他国とはちょっと意匠が異なります。いかにもクリスマスな感じはさほどありませんが、キラキラと宝石のように光り輝いている様子がとても綺麗。個人的にはいちばん好みです。
ウィンダスのデコレーションは、青空の下がいちばん映える気がします。サンドともバスともまた違う、自然豊かなウィンの景観を損なわない独特な飾り付け。きらびやかさでいえばいちばん控えめだけど、おめでたい感はいちばん。
このメインのツリー飾りは、上から見たら星の形をしているのかな。星月の国であるウィンダスらしいデコレーションです。
ヴァナにおけるこの季節のもうひとつの風物詩は、ジュノのBGMがクリスマス風アレンジに変わることでしょうか。
ジュノのBGMそのものは、耳に慣れすぎていてぶっちゃけ既に好きでも嫌いでもない感じなのですが、このクリスマスアレンジは昔初めて聴いたときから大好きです。ずっと聴いていたくて、意味もなくぼーっとジュノに放置していたのを覚えています。
リアルでは正直あまり季節感がない生活なのですが、ヴァナにくるとこういう季節ごとの催しがあって、参加はできなくても風景が変わっていたりします。
こういう「もうひとつの世界がそこに息づいている」ように思えてくる自然な演出が、プレイ自体にはとくに関係のない部分で、ヴァナにはたくさんあります。街の中だけでなく、もちろん世界中に、さり気なく「生きた世界」と思わせる演出が散りばめられています。
気が付かない人は気が付かないだろう(私自身も未だに見落としていることはいくらでもある)、また気が付かなくてもゲームを進行する上ではまったく支障もない風景が無数にあるヴァナという世界は、本当に贅沢で豊かな世界なのだなあと思います。