FF11版ガチャ、と言われている(らしい)「A.M.A.N. トローブ」。
正直ソレが何なのかよく分かってなかった私なのですが、ちょっと前にあった「運試しキャンペーン」で配布された「互助会引換券・銀」を見て、やっとどーいうものなのか理解しました。
というかエミネンスレコードの中に「互助会引換券・銀」がもらえるやつがあるとか知らなかったんだぜ!!
最近まで「マンスリー目標」というやつも知らなかったし、いや2019年に一時復帰したときに説明されたのかもしれないけれど、正直そんなもんすっかり忘れていたわけです。
今やっている「ヴァナ・バウト」もそうですが、「イベント報酬を受け取るためには、事前に該当するエミネンスレコードを受領しておく必要がある」というパターンがけっこうあります。
これも分かりやすいところに何かしら表示されるわけでもなく、あくまでも自分から該当するエミネンスレコードを見にいって受領しなければいけません。そもそも「イベントの詳細」も、ゲームから離れて公式サイトに見に行き、そこで確認する必要があります。
FF11だからこんなものだろうと思ってやってますが、今どきのゲームでこんな不親切で分かりづらいことをやっていたら、下手をしたら炎上しそうです。こういうあたりのUIの不親切さや分かりづらさは、さすがにもう20年も昔のゲームなんだなぁと思います。
それはそれとして「A.M.A.N. トローブ」とやらです。
それはなんぞ、といえば「FF11版ガチャ」とはよく言ったもの。
「ミミックがひとつだけまぎれこんだ宝箱10個を任意で開けていき、ミミックを引いてしまったらその時点で終了かつ無報酬。引かずに開けることができたら、中身が手に入る」
という、完全にリアルラックに全振りした宝くじのようなものです。他にもルールがあるんですが、めんどくさいので省略。
ここで手に入る景品には、稀にとてもソロではとても手に入れられないようなレア装備も含まれています。もちろんそんなものはなかなか当たらないのですが、ソロ専の隠居ぼっちプレイヤーとしては、「ソロでは手に入らないレア装備」というフレーズはちょっと、いや大変魅力的なわけです。
当たればデカイだけに、挑戦するための前段階もちょっと面倒なんですが、このへんも割愛。
ともあれ「互助会引換券・銀」10枚を集めて、いざ箱開けBFに凸ってきました。
アタリを引くコツは『とてもとても大きな音』が聞こえた時点で終了すること、だそうです。
適当に開けていったらとてとてな音が聞こえたので、素直にそこで終了しました。
この手のものでは当たった試しの無い私ですので、とてとて音が聞こえたとはいえ、あんまり期待せずに景品を眺めてみました。
……!?
名前すら知らない装備でしたが、なんか意味ありげに燃えてるっぽく見えるアイコンが引っかかり、いつもお世話になっているFF11用語辞典さんで調べてみました。
>ギルル
>格闘武器の一つ。2012年3月27日のバージョンアップで追加された。
>燃え上がるようなエフェクトの付いたパルスアームズの一つ。
>エフェクトを除けば、見た目はケーニヒスナックルと同じ。
>レギオン 天衡の間のガルー族NM「Paramount Gallu」がドロップする。
>また、10周年記念ノマドモグボナンザの2等賞品の一つでもある。
パルスアームズ…だと……!?
Lv99止まりの武器なので一見無価値に見えますが、ところがどっこいこのギルルさんは「パルスアームズ」といわれるめっちゃ特殊かつ貴重な武器群のひとつでした。IL119時代の今、何故にコレが貴重なのかというと、アンバスケード武器を最終段階まで強化するために必要になるからなのです。
そう、奇しくもついこの間の記事で「手に入れられるのがぶっちゃけ最短で5ヶ月先(ディードを貯めて交換してもらうつもり)」といっていたブツが、まさにコレでした。正確には「パルスアームズ」と呼ばれる武器群のうちの特定のどれか、なのですが、超絶ラッキーなことにこのギルルさんは、その「特定のパルスアームズ」に含まれていたのです。
え。てことは、5ヶ月待たなくてもこれでアンバス武器作れちゃうじゃん。
……どうせ5ヶ月待たないと作れないからアンバスのんびりやれるぜー、とか思ってた目論見が台無しではなくて!!!!
いや、うん。こんなことってあるんだな。というか、ヴァナでこんな大アタリ引いたのこれが初めてだよ。昔の話とはいえノマドモグボナンザで2等景品になってた、とか、経歴が輝かしすぎてびっくりだわ。
何はともあれせっかく貴重なエフェクトつき武器ですから、装備してみました。陽炎っぽく揺らめいてるのと赤い炎のエフェクトのおかげで、からくりさんがとてもつよそうに見えます。
うむ。
えー。コレいいなぁ。アンバス武器のために手放さなきゃいけないの惜しいなあ。
いやまあパルスアームズなんて私にはNMドロップなんていう正攻法で手に入れられるとは思えないので、手放すしかないのでしょうけれども。
とてもとてもラッキーなのに残念。という相反する思いに駆られてしまうことになった、超絶ビギナーズラック展開な「A.M.A.N. トローブ」でした。いやまじでラッキーだけど残念。でもとてとてラッキー。宝箱の神様ありがとう。ギルルさん、いずれそのときがきたら、大事に使わせてもらいます。
ちなみにその後もう一度突入した箱開けBFでは即死しました。