青魔道士たるもの避けては通れぬ行程、それがラーニングの旅。
ようやく青魔AFがIL119になり、青魔でうろつく機会も増えようという我が【首】が次にするべきことは、未習得の青魔法をラーニングして回ることである。というわけで、めぼしい青魔法をチェックして、地道にひとつひとつ覚え始めました。
青魔はつい先日まではLv95あたりで止まっていたのと、Lv75以降の青魔法はよく使うものしか覚えてこなかったので、覚えていない青魔法が実は山ほどある。覚えても使わないだろう魔法も多いのだけれど、どうせなら覚えられるものは覚えたいなあ、というのが青魔スキーのサガである。そのわりに歯抜けだらけじゃねえかとツッコむのはヤボというものである。
しかしまずは、素直に優先度の高いものから覚えるべきであろう。しかもよく考えれば、確か1/4あたりまで「フェイスの絆」キャンペーン中だから、強めだったり厄介そうなNM系からのラーニングは、今のうちにすませてしまった方が良さそうだ。
というわけで、まず狙いを定めたのは、七支公の一人・チャッカさんから覚える「カルカリアンヴァーヴ」。
この七支公シリーズとやらは、コンテンツレベル自体はIL116なのだけれど、多人数でボコ殴りにする前提のNMなので、とにかくHPが高い。あと、まだろくに強化も進んでない、とりあえずIL119にはしましたみたいな段階だと、普通に苦戦するもしくは負けるくらいには強い。
以前たまたま七支公の一人・コルカブ(でっかいハチ)を殴ったとき、えらく強い上にめちゃくちゃ固くて、ソロではとても倒せなかったという出来事があった。七支公討伐はメリットが大きく、やった方が良いと分かっていたもののずっと敬遠していたのは、自分にはまだちょっと荷が重いのではないかと思っていたからだ。
だがこうなってしまった以上は仕方が無い。年貢の納め時である。
で、この目新しいサメ型をしたモンスターであるチャッカさん。IL116だけあって通常ダメージ自体はたいしたことはないのだけれど、特殊技がなかなかウザい。「条件が合うと即死」という技が2つもあって、タイミングが悪いと自身は勿論フェイスも一瞬でお陀仏になる。
幸いフェイスの呼び直しはその場で可能とはいえ、【首】自身が死んでしまってはどうしようもない。しかも前述の通りやたらと固いから、倒しきるまでに時間がかかる。そしてコンテンツとしての旬はもう何年も前に過ぎ去っているため、他プレイヤーとの共闘というのも期待できない。
結局、削ったHPは回復しない仕様であることに助けられ、3~4回は転がりながら、ようやくチャッカさんを討伐完了した。無事に一発でラーニング成功。そらまあ、討伐までに何回見たのか分からんし、これで覚えられなかったらその青魔道士という看板は何かね飾りかね?となっていたところ。よかったよかった。
次にちょっと厄介そうだったのが、アビセアMのラスボスである「神竜」からラーニングするという「マイティガード」。これは性能が神がかっているので、是非とも覚えたい青魔法のひとつだ。
さっそく覚えたてのカルカリを範囲化してかけてみるぜ。この魔法は攻撃力アップもさることながら、15分間の強固なアクアベール効果も嬉しい。
神竜はしょせんアビセアの敵なのでそこまで恐れるような相手ではない、とはいえ、何が厄介かって「範囲死の宣告」の効果を持つ「スーパーノヴァ」を使ってくること。こればかりは食らって解除が間に合わないと問答無用で死ぬので、カーズナ持ちのフェイスを増やしたり、聖水を持ち込むなりしなければいけない。一部のテンポラリアイテムで防ぐことも可能ではあるけれど、いちいち取りにいくのも手間すぎる。
まー食らったらそのときはそのとき、と、BFに突撃。1~4戦目まではスーパーノヴァを使われることはなかったのだけど、一方でまったくラーニングもできず。5戦目にしてついにスーパーノヴァ発動、死の宣告を解除しきれないうちに討伐完了し、同時に「マイティガードをラーニング!」の文字が見えて、「ああ、まあ覚えられたしいっか…」と思ったところを、しかしフェイス達の懸命の活躍もあって無事に生還、というなかなかに怒濤のラストを迎えました。
フェイス達ったら、自身の呪いも顧みずにこっちにカーズナ飛ばしてくれてたんだね…
それはそれとして、次々に散ってゆくフェイス達がちょっとシュールで、ごめん、ちょっとふふっときてしまった。
とういわけで、尊いフェイス達の犠牲により、ついに神魔法のひとつであるマイティーガードを無事手に入れました。いや実際、ほんとフェイス達には頭が上がらないよ。ぼっち復帰勢には、彼らがいないと何をやるにも力不足すぎてもうね。ありがとうありがとう。